【看取り】を大切にしたい看護師がブログをはじめた理由

ココからの挑戦

あなたなら人生の最期をどのように過ごしたいですか?
大切な方の最期の時間をどのようにしてあげたいですか?
人生の締めくくりの時間だからこそ、丁寧に生きて頂きたい。看取りを大切にしていきたい!

そんな私がブログを始めた理由は、書くことが好きだったこと。そして看取りの大切さや、私がこれまで悩んできた経験を伝えていくことにより、誰かの人生が少しでも前向きになったらいいなと思ったからです。

看取りとは無理な延命をせず、自然なかたちでの最後を見守ること

看取りとは回復の見込みがない方に対し、無理な延命治療を行わず、自然に亡くなるまでを見守ることです。
その方の尊厳を保ちながら、身体的苦痛を和らげるケアや精神的サポートを行い、穏やかな最期を迎えられるよう支援します。

厚生労働省が掲げる看取り参考資料はこちら

自己紹介。シングルマザーの看護師です

はじめまして!シングルマザーの看護師です。
20年以上、高齢者施設や障害者施設を中心に看護師として働いてきました。
カウンセラーの資格も持っていますが、まだまだカウンセラーと胸を張って言えるほどではないので、引き続き勉強しこれから活かしていきたいと思います!
そんな私がなぜブログを始めようと思ったのか?少しお話させて下さい。

ブログを始めた理由は看取りの大切さを伝えたいから

現在47歳。県外の私立大学に通う子どもが二人います。子どもたちが頑張っている姿をみて、自分も負けられないと思いブログを始めてみました!

なぜブログなのかと言うと、一番には書くことが好きだったこと。そして私には皆さんにお伝えしたい大切な思いがあったからです。それを言語化し実現できるのがブログだったのです。

その大切な思いとは、人生の最期の時間を大切に過ごして頂きたい=看取りを大切にしたい

これまで、身内を含め多くの方の最期の時間と向き合ってきて、「生きるとは?」「幸せとは?」と自問自答してきました。そして看護師である自分にできることを考えたとき、ブログを通して最期の時間の過ごし方(看取り)を伝えることが自分にとってやりたいことであると気付きました。

それがブログを始めた理由です。

母親である自分にできることは挑戦する姿勢を見せること

子どもが小さいときに離婚した私。子どもたちを守るためと必死で働いてきました。両親に頼ることができなかったので、夜勤のときも休日も子どもたちを保育園に預けながら仕事をしてきましたが、常に「子どもたちに寂しい思いをさせているのでは?」と罪悪感がありました。

子どもを守るためと言いながら、子どもに寂しい思いをさせている…
これで本当に良いんだろうか?と葛藤の連続でした。

娘に関しては不登校を経験したこともあります。けれど、それでも子どもたちは成長し、今もそれぞれに頑張ってくれています。

※関連記事:《【不登校】ひとりじゃないよ!子どもの不登校で悩むパパ・ママへ》はこちら

そんな子どもたちを見ていて、「母親の私には何ができるんだろう?」と考えたとき、子どもに負けないよう私自身も成長していくしかないと思えたのです。

そして、子は親の背中を見て育つなら、親自身も成長を望む人生にしたいなと。
何歳になっても、おばあちゃんになっても挑戦する姿を見せていけたらと思っています。

最期のときこそ大切に生きてほしい

誰にでも等しく「死」は訪れます。そして誰もが自分の人生の主人公です。その人生のストーリーを締めくくる時間をどう過ごすか?
終わり良ければ全て良しではないかもしれませんが、私は最期のときこそ大切に生きてほしいと願っています。

両親の死を経験し、最期の時間を大切にしたいと再確認

私の両親はすでに他界しています。
父は悪性リンパ腫母は孤独死でこの世から旅立っていきました。
父の看取り期は家族で大切に過ごすことができました。
逆に母のときは何もできなかったのです。

私が第一発見者になるのですが、亡くなっている母の姿を見て、看護師をしていても動揺してしまいました。
変わり果てた母の姿…
母に触れることさえ怖くて、近付くことができませんでした。
今でもその記憶は鮮明に残っていて、母の最後の場所になる「実家」に一人で帰ることができません。

生前の母とは心理的な距離もありました。だけど最後くらい「ありがとう」が言いたかった

看護師として多くの方の看取りに関わらせて頂き、感じることがあります。
最後は「愛された」、「大切にされた」と感じて旅立ってほしい
両親の死は、私にその思いを再確認させてくれました。お父さん、お母さん、ありがとう。

マザー・テレサの思いに共感し、自分の看護についても考える

マザー・テレサが「死を待つ人々の家」をインドに設立され、そのときに大切にされていたのが人間らしく最期を安らかに迎えるための環境を提供することでした。

私もそんな看護がしたい。少しでも幸せだと感じて頂ける最期の時間を提供したい!
しかしそんな自分の思いとは裏腹に、マンパワー不足の現場では上手くいかないことも多くあります。
もっと何かできたのではないか?
本当にこれで良かったのだろうか?
人ひとりの人生が終わる大切なときが、こんな形でいいのか?

私たち職員から見ると多くの中の一人であったとしても、ご家族にとってはかけがえのない人なのに。自分たちの力不足を感じ葛藤ばかりの現実。

それでも、きっとできることはあるはず!まだ諦めたくない!
多くの方の人生(看取り)に関わらせて頂いたことで、看取りの大切さを学び、看取りをより良いものにしたい、もっと大切にしたいと思うようになりました。最期だからこそ大切に生きてほしいのです。

挑戦しなければ現実は変わらない。挑戦してみよう!

現実に不満があるとき、「どうせ変わらない」と諦めて過ごすか、「どうしたら変えていけるか?」と考えて行動していくか。
どちらを選ぶのも自由だし現状維持を無難とすることもできる。私は?
今を変えていきたい!

大海の一滴にしかすぎない自分でも、先ずは一歩踏み出してみる

大海の一滴にしかすぎない私の力ですが、誰かの人生を少しでも良くするお手伝いをしたい。
けれど行動しなければ何も変えることはできない。先ずは一歩踏み出そう。

現場では上手くいかないことも多い…
だったら方向性を変えて取り組んでみてはどうだろう?

きっとできることはある!看取りを通しての学びや、自分自身が悩んできたことを発信することで、誰かの役に立つこともあるかもしれない。
自分自身が大切にしてきたことを記事にしてみよう!

「為せば成る」の精神で挑戦を続ける

私にとって、それがブログへの挑戦の始まりでした。私の座右の銘は↓

為せば成る、為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり』 上杉謙信
やればできる!やらなければ何もできない!できないのは人がやらないからだ!

私ひとりでは何もできないかもしれない。けれど、行動することで何かできるかもしれない。できない理由探しではなく、先ずはやってみることが大切だと思うのです。

ブログは視野を広げてくれる世界地図

このブログは私にとって、私と皆さんの経験を重ね合わせ『幸せの種』を探すための世界地図。
偉そうにブログを始めた私ですが、まだまだ知らないことがいっぱいです。それでも私が知っている『幸せの種』は皆さんに共有したい

そして、きっと世界中には『幸せの種』がたくさん眠っています。皆さんが知っている『幸せの種』もありますよね?
ブログという世界地図を広げ、『幸せの種』を見つけること、視野を広げていくことできたら幸いです。皆さんとその大切な方が、日々の中で幸せを選び取れるよう、一緒に考え、歩んでいけたらと思っています。

さぁ今から大海原に出航!小さな小さな船ですので遭難することもあると思いますが。
それでも今日が人生で一番若い日
まずは始めの一歩を踏み出すことにします!

今日からよろしくお願いします!

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