【ミニマリスト】老後、賃貸ワンルームに引っ越すメリット7選

終活・看取り

47歳となり、いよいよ人生後半戦。自分の老後について考えたとき、「子どもたちに負担をかけたくない」「長生きリスク(老後資金の枯渇)に備えたい」と思うようになりました。

では、そのためにはどうすればよいのか?
私が注目したのがミニマリストという生き方です。
自分にとって本当に必要なものだけを持ち、シンプルな生活を実践する。自分にとって必要最低限の物で生活し、心の豊かさを大切にしていけたら…

ミニマリストを目指すきっかけ

私がミニマリストを意識し始めのは、実家じまい(両親が住まなくなった実家を整理・処分)を経験したことがきっかけでした。

築100年以上の実家には不用品が山のように残されており、片付けは想像以上に大変でした。
「自分の死後、子どもたちに同じ苦労はさせたくない」
そんな思いから、先ずは断捨離から始めました。

断捨離を進めることで家の中もスッキリし、メルカリで不用品を売ることで20万円の収益も得られました。
そして次の目標として「コンパクトな暮らし」を目指すようになったのです。

関連記事:《【断捨離】不用品を処分して20万収益を得た方法。メルカリで販売!》はこちら

老後に賃貸のワンルームに引っ越すメリット7選

現在、私は3LDKの賃貸に住んでいます。しかし、子どもたちが巣立ったあと、広すぎる家に一人で住み続けるのは現実的ではありません。現在の家賃は6万円。この家賃6万円も、年金暮らしになったときに負担が大きくなる可能性があります。
そこで賃貸ワンルームに住むことを計画中です。

では賃貸ワンルーム暮らしのメリットを見ていきましょう。

1. 経済的な負担を軽減できる

持ち家を持つと、住宅ローンや固定資産税、修繕費などの維持費がかかります。
一方、賃貸なら大規模修繕や税金の心配がなく、経済的な負担を抑えやすいのがメリットです。

持ち家を所有する場合、一般的に30万〜40万円程度が必要

住宅ローンがあれば住宅ローンに加え、以下の費用がかかります。

税金

固定資産税:15万〜20万円/年
都市計画税:7万〜10万円/年
※都市計画税:市街化区域内(都市計画法に基づき「すでに市街地を形成している区域」または「概ね10年以内に優先的かつ計画的に市街化を進めるべき区域」)にある土地や建物を所有している人が納める地方税。

修繕費

長期的に見ると大規模修繕で数十万〜百万円単位が必要。

保険料

火災保険:0.5万〜1万円/年
地震保険:1万〜2万円/年
※地震保険:地震・噴火・津波による建物や家財の損害を補償する保険。火災保険とセットでのみ加入可能。

マンション特有の費用

管理費修繕積立金:10万〜40万円
※修繕積立金:マンションの共用部分(外壁、屋上、エレベーターなど)の修繕や維持管理のための資金。

持ち家にはさまざまな費用がかかります。費用は物件の種類や地域によって異なるため、購入を検討する際は、事前にしっかりと資金計画を立てることが大切です。

2. 柔軟に住み替えができる

ライフスタイルや健康状態の変化に応じて、環境を変えやすいのも賃貸の利点。
もし近所に住みにくさを感じたり、もっと便利な場所に移りたくなったとき、持ち家よりもスムーズに引っ越せます。

子どもが小さいときに住宅購入を考えていた時期があります。結局は購入にまでは至らなかったのですが…。その後、子どもの将来のこと(高校進学)を考え賃貸から賃貸(今の家)へ引っ越しをした我が家。そのときに感じたのが、

持ち家でなくて良かった!

もし、家を購入していたら今の家に引っ越すことは難しかったと思います。あの時、引っ越したことが子どもたちの視野を広げるきっかけにもなっているので、いつでも引っ越せるというメリットは大きいですね。

3. メンテナンス負担が少ない

メンテナンス負担とは、住居の修繕や設備の維持に関する費用と責任の所在を指します。

持ち家は修繕費がかかりますが、賃貸ならオーナー負担のため、突発的な大規模修繕の心配が不要。
老後の体力が落ちたときにも安心して暮らせます。

大切なのは、事前に契約書で具体的な負担区分を確認しておくことです。

4. 利便性の高い立地を選べる

駅近や病院、スーパーマーケットなどの老後に必要な施設がそばにある環境を選びやすいのが賃貸の強み。
車を手放した後も、徒歩圏内で生活できる場所に住めるのは大きな安心材料です。

5. 自立した生活を維持できる

「子どもに頼らず、自分の力で生きていきたい」と思う人にとって、賃貸は自立した暮らしを支えてくれます。
無理のない範囲で、自分で選んだ住まいに暮らし続けることは、精神的な満足感にもつながります。

6. コンパクトな空間で快適に暮らせる。

ワンルームなら掃除や片付けも楽になり、余計な物を持たないシンプルな暮らしが実現できます。
広い家よりも管理がしやすく、老後の暮らしに最適です。

移動や掃除にかかる時間と労力を減らせば、自分の好きなことにもっと時間を使えるようになります。

コンパクトな生活空間なら、余計な体力を使わずに済み、限られた時間で効率よく成果を上げるタイムパフォーマンスも向上します。

7. 災害時の負担軽減

持ち家の場合、地震や火災で被害を受けると、修繕が大きな負担になります。
賃貸なら、万が一の際に修繕の責任を負う必要がなく、別の場所へ移ることも可能です。

まとめ

私の目標は、「子どもたちに負担をかけない老後」を送ること。
そのためには、金銭的な負担を抑えつつ、自立して生活を維持することが大切だと考えています。

持ち家か賃貸、それぞれにメリットがありますが、私にとっては「賃貸ワンルームでコンパクトに暮らすこと」が理想のライフスタイル。
背負うものを減らし、自由で軽やかな人生を送りたいと思います。

今日も皆さんと、皆さんの大切な人が幸せを選んでいけますように。

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